<編集長インタビュー>「第2次思春期」の女性に「大人可愛い」を提案 「InRed」 大平洋子さん(毎日新聞)

 女性ファッション誌「InRed」が好調だ。30代女性を「30代女子」と名付け「大人可愛い」ファッションを提案。03年の創刊以来、着実に部数を伸ばし続け、2月号は70万部を発行した。09年の書籍・雑誌の販売金額が、20年ぶりに2兆円の大台を割り込むことが確実になる中、出版界では、その快進撃に注目が集まっている。編集長の大平洋子さんに話を聞いた。【長岡平助】

 大平さんは30代女性を「第2次思春期」と呼ぶ。「20代のころは新入社員の延長だったのに、いつの間にか職場では自分が最年長なっていて、仕事も生活も、自分の立ち位置に悩んでる時期」という意味だ。ファッションも同様で「かわいくありたいと思いながら、20代と同じかっこうは嫌う。一方で、同世代にはかっこいいと思われたい。すごく揺れている世代」と大平さん。現在の30代は、ギャル文化やストリート系ファッションの洗礼を受けた世代でもある。「自分にコーディネート力があるので、ブランドに頼らず、自分らしいセンスでファッションを楽しむ人たち」と大平さんは分析する。

 しかし創刊当時、30代の女性向けのファッション誌といえば、キャリアを志向するスタイルか、主婦の実用的なもの、あるいは海外ブランドに傾倒したものが主だった。これに対して「30代だから、会社員だから、主婦だからという枠を超えて、自分らしさを大事にしていこう」と新しい軸を生み出したのがInRedだ。「大人可愛い」を主題に「遊ぶにしても働くにしても、リラックス感があって、おしゃれなファッション」を提案し、読者の支持を得た。当初の定価は900円前後と雑誌としては高めだったものの、発行部数は10万部ほどと売れ行きは好調だった。07年に、より多くの人に手にとってもらうため、定価を200円ほど下げたところ、加速度的に部数が伸びた。

 本誌の特徴の一つに、付録がある。04年に「ツモリチサト」の手ぬぐいを付けたのを皮切りに、07年からは毎号「ユナイテッドアローズ」や「ズッカ」といったブランドと共同制作したトートバッグなどの小物を付けるようになった。それまで競合他誌の多くにも付録は見られた。しかし、ブランドの販売促進物ではなく、編集部がオリジナルのコンテンツとしてブランドと共同制作するものは、めずらしかった。今では荷物の多いときなど、サブバッグやエコバッグ代わりにこれらを使う女性も増えている。「ブランドアイテム(付録)はお買い得感があり、購読のきっかけの一つ」と大平さんは話す。付録目当てで買ってみたところ、InRedが打ち出す新しい30代女性ファッションに触れ「こんな雑誌もあったんだ」と購読を始める読者も多いという。

 最新の4月号では、春物の特集を組んだ。白やベージュに、アイスブルーやペールグリーンなどを入れて華やかに見せるスタイルなどを提案。ふろくには「ズッカ」の折りたためるバッグ「ポケッタブルBIGバッグ」がついている。また表紙に現在、妊娠中の女優・永作博美さんを起用。「30代女子の『産活』事情」と題し、妊娠出産事情なども誌面で深く掘り下げた。 「これまで30代といえば『女力、女度アップ』とか、セクシーやエレガンスを全面に押し出したイメージでくくられがちでした。しかし『30代女子』は自由にファッションも生活も、あらゆることを楽しむ」と大平さん。「彼女たちに、新しいスタイルをこれからもどんどん提案していきたい」と意気込む。

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<妻殺害>出頭の夫逮捕「カッとなり首絞めた」 神奈川(毎日新聞)

 神奈川県警相模原南署は25日、自宅で妻を殺したとして、同県相模原市相模大野7、会社員、高田幹夫容疑者(64)を殺人の疑いで逮捕した。同署によると、「借金をめぐる口論でカッとなり首を絞めた」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は24日午前9時ごろ、自宅マンションの室内で、妻江美子さん(62)の首をネクタイで絞めて殺害したとしている。調べに対し、「とんでもないことをしたと思い、自殺しようとしたが死にきれず逃げた」と供述しているという。左手首に自殺を図ったような切り傷があり、浴室で血の付いたタオル1枚が見つかっていた。

 幹夫容疑者は一時、行方が分からなくなっていたが、25日昼に別の署へ「妻を殺しました」と出頭した。【吉住遊】

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被災地の邦人26人無事、残るは7人…チリ地震(読売新聞)

 福山哲郎外務副大臣は1日夕の記者会見で、チリで発生した大地震の震源に近いコンセプシオンに滞在していたとみられる在留邦人33人のうち、26人の無事を確認したと発表した。

 残る7人の安否確認も急いでいるが、「被害にあったという情報はない」としている。

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京成千葉線で男性飛び込み死亡、1800人に影響(読売新聞)

 22日午前6時20分頃、千葉市稲毛区稲毛の京成千葉線「京成稲毛駅」で、男性がホームから飛び込み、千葉中央駅発上野駅行き普通電車にはねられ死亡した。

 千葉西署などの発表によると、男性は60歳ぐらい。この事故で、上下線計9本が運休し、約1800人に影響した。

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 鳩山由紀夫首相は24日夕、トヨタ自動車の豊田章男社長が同社の大規模リコール(回収・無償修理)をめぐる米議会の公聴会で証言することについて「真摯(しんし)に誠実に公聴会で対応されるべきだし、そのことを期待している。そうすれば、大きな日米の経済問題に発展することなく、トヨタに対する信頼が徐々に回復する可能性が十分ある」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 

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<小沢幹事長>「敗因は政治とカネ」認める 長崎県知事選(毎日新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は22日夕、党本部で記者会見し、長崎県知事選で与党推薦候補が敗れたことについて「かなりの大差で負け、大変残念だ。首相のことは別にして私自身の不徳の致すところでご迷惑をかけ大変申し訳ない。(政治とカネが)決してプラスの要因に働いたはずはない」と述べ、自らの「政治とカネ」の問題が敗因だったと認め、陳謝した。

 一方で小沢氏は「国政選挙と地方選挙は有権者の意識も違う」とも述べ、参院選への直接の影響は否定した。「政治とカネ」の問題で鳩山由紀夫首相が小沢氏に対し、国民への説明を求めていることについては「全国をこれからも回っていきたいと思うので、その機会で疑問があれば答えていく」と述べ、衆院政治倫理審査会など国会の場で説明する考えはないことを示唆した。

 鳩山首相は22日夜、首相官邸で記者団に、小沢氏の進退について「私どもとしてはこの態勢で行く、ということだ」と述べ、改めて幹事長を続投させる考えを示した。「政治とカネ」の問題に関しては「どういう場であるかはいろいろあると思うが、それぞれの立場で丁寧に説明し、国民に理解してもらえるよう努めることに尽きる」と述べ、自身と小沢氏が今後も説明を続ける必要があるとの認識を示した。【念佛明奈】

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10年度改定「現場にはプラスにならない可能性」―東京歯科保険医協会(医療介護CBニュース)

 東京歯科保険医協会は2月17日に開いたメディア懇談会で、4月の診療報酬改定について「現場には、さほどプラスにならない可能性がある」とした南條芳久政策委員長の談話を発表した。

 談話では、4月から歯科の診療報酬が2.09%引き上げられる点について、「月5万円程度(東京の歯科保険医の平均)の引き上げでは『歯科1年分の収入が外科1か月分にも及ばない』(社会保障審議会の水田祥代委員)と指摘された状況は、改善されない」としている。
 また、訪問診療や病院歯科には、それなりの手当てがされたとしながらも、「まだまだ不十分」と指摘。さらに、▽初診料引き上げにこだわるあまり、その他の項目は従来の枠内操作が目立つ▽麻酔など、長期にわたって据え置かれた項目は少しずつ引き上げられたが、その上げ幅は0.098%にすぎない▽導入された歯科技工加算も、歯科医師が即日修理を行うことが多い東京では活用できない―などと指摘した上で、「このままでは歯科医院の倒産に歯止めをかけられない」としている。

■「600億円の財源を張り付けたとは思えない内容」―中川会長
 懇談会の席上、中川勝洋会長は「600億円の財源を張り付けたは思えない内容。今後も患者・国民に適切な医療が提供できるよう、粘り強く働き掛けていく」と語った。


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「この台出る」特別背任容疑=元パチンコ店員ら逮捕−兵庫県警(時事通信)

 パチンコ店でメダルの多く出る台を教えて店に損害を与えたとして、兵庫県警は16日、会社法の特別背任容疑で、福岡県久留米市津福本町、元パチンコ店店員矢ケ部法弘容疑者(32)ら4人を逮捕した。
 県警によると、パチンコ店店員に同容疑を適用するのは極めて異例。矢ケ部容疑者は店のスロット部門の責任者で、台の情報を知る責任ある立場だったと判断した。
 逮捕容疑によると、4人は共謀し2006年12月12日、兵庫県姫路市のパチンコ店に勤めていた矢ケ部容疑者が、メダルの出る確率を高く設定した台の番号などを他の1人にメールで送信、この1人を含む3人が情報を基にメダル計約1万枚(約20万円相当)を不正に取得し、店に損害を与えた疑い。
 矢ケ部容疑者ら3人は容疑を認め、1人は否認しているという。
 県警によると、被害総額は1500万円に上る可能性があり、同容疑者が見返りを受け取っていたとみて調べている。 

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